ボルダリングによる指の怪我について
ボルダリングをしている上で、どうしても避けて通れないのが、肘や肩の問題と多くは指の痛みや腫れなどです。
パキリ、パキるなど、指を怪我した時の通称まであるほどです。
ボルダリングによる指の怪我は必ずと言って良いほど起こります。
指を怪我してしまう原因は、ボルダリングでホールドを掴む際に必要なテクニック(カチ持ち・キャンパ・クロス・地ジャン・キョン)など、通常の日常生活ではありえない負荷が指にかかるからです。
また一見、腕や指など上半身に負担か少ないような足を使うテクニック(トゥフック・フラッギング・スメアリング)で意識が足に向いている時も、指や腕に相当な負荷がかかるのも理由の一つに挙げられます。
テクニックだけではなく、傾斜や難易度、ホールドの位置にも比例して、どうしても指の怪我をしやすい状況が作られてしまいます。
一度パキるとテーピングやストレッチなどをしても、なかなか改善できずに、指の腫れや痛み、肘などの症状が治るまでに長引くと数か月もかかる場合もあります。
これではせっかく楽しんでいるボルダリングが、素直に楽しめなくなってしまいます。
指の疲労が蓄積されたりすると、指が真っすぐ伸びなくなってしまうこともあります。
ボルダリングによる指の症状
指が痛くなる、曲がらない、伸びなくなる、手がだるくなる、肘にも症状が出る、指の腫れ、
指の第二関節を押すと痛い、指や手の皮が剥ける、手や指のこわばり、肩や肘にも不調が現れる
ボルダリングによる指の怪我や痛みの原因
ボルダリングによる指の痛みや腫れなどが長引くのは理由はいくつか考えられます。
怪我をしていてもボルダリングやトレーニングを続けているから治りにくいのは誰でも何となく想像が付くとおもいます。
他の原因や理由はなにかというと、靱帯が過緊張している場合があります。
また、固有受容器という人に備わったセンサーの異常の場合は固有受容器の問題を解決しないと、いつまでも不調は続きます。
靱帯の過緊張や固有受容器に異常がある場合は、筋肉をマッサージしたりストレッチをしても電気をかけても解決できません。
その問題を起こしている原因に合ったテクニックを使わないと解決は難しいです。
これらの理由により残念ですが温めたり、冷やしたり、テーピングをして補強や固定をして安静にしていても、なかなか治らないのです。
これがボルダリングで起きた指や痛みの症状が、なかなか治らない理由です。
ボルダリングによる指の症状を解決・改善するには
どのようにすれば、ボルダリングによる指の痛みや腫れを改善出来たり、指が曲がらない、伸びない状態から解放されるかというと、ストレッチや揉んだり伸ばしたりではありません。
指の腫れの原因は神経の緊張の問題なのか、固有受容器の問題なのかなど、痛みや原因の組織に噛み合ったテクニックで施術をすることが、ボルダリングによる指の痛みや腫れ、指が伸びない、曲がらないといった症状を根本から解決することになります。
当院の施術では指が曲がらない、伸びないといった場合はその場で曲がったり伸びたり、痛みが半減したりといったことが施術直後に起こります。
指の症状を解決できると
上達を妨げる指の症状から解放されるので、いちいち指の事で悩まなくてよくなり、気分よくボルダリング出来ます。
もちろんホールドをつかみやすくなります。