ボルダリングによる指の怪我について

私もボルダリングを八年ほどしていたので、指をぱきったり、曲がらなくなったり、怪我したことは度々あります。

でも、整体師としてこれほっといていいの?本当は整体師だから、曲がった指自分で治せるよ!的な感じでいないとダメなんじゃないの?と思ったのです。

そして、ボルダリングによって曲がった指を伸びる方法を自分の経験と知識から確立しました。

思い出深いのは、肉体労働って毎日してるよな?てことはボルダリングも毎日やったら週6でものぼれるかも?と思ってれんとうしました。

四日目まで死ぬほど疲労が溜まり体もだるかったのが、五日目に上ってみると体から疲労感が消えていたのです。

これだ!やっぱり自分の理論は正しかったと思って、気分よく登っていたら、パキって強制的に休んだことがあります。

こんな人は稀でしょうが、ボルダリングをしている上で、どうしても避けて通れないのが、多くは指の痛みや腫れなどです。

ボルダリングによる指の怪我は必ずと言って良いほど起こります。

パキリ、パキるなど、指を怪我した時の通称まであるほどです。

指を怪我してしまう原因は、ボルダリングでホールドを掴む際に必要なテクニック(カチ持ち・キャンパ・クロス)など、通常の日常生活ではありえない負荷が指にかかるからです。

また一見、腕や指など上半身に負担か少ないような足を使うテクニック(トゥフック・フラッギング・スメアリング)で意識が足に向いている時も、指や腕に相当な負荷がかかるのも理由の一つに挙げられます。

テクニックだけではなく、傾斜や難易度、ホールドの位置にも比例して、どうしても指の怪我をしやすい状況が作られてしまいます。

一度パキるとテーピングやストレッチなどをしても、なかなか改善できずに、指の腫れや痛み、肘などの症状が治るまでに長引くと数か月もかかる場合もあります。

これではせっかく楽しんでいるボルダリングが、素直に楽しめなくなってしまいます。

ボルダリングによる指の症状

指が痛くなる

曲がらない、

伸びなくなる、

指の腫れ、

指の関節を押すと痛い、

手や指のこわばり、

肩や肘にも不調が現れる

指の疲労が蓄積されると、握りこぶしが出来なくなる人も沢山います。

また、疲労が蓄積したり、一部分が故障すると、他が庇った動きをするので、怪我をしやすくなります。

ボルダリングによる指の怪我や痛みの原因

ボルダリングによる指の痛みや腫れなどが長引くのは理由はいくつか考えられます。

怪我をしていてもボルダリングやトレーニングを続けているから治りにくいのは誰でも何となく想像が付くとおもいます。

他の原因や理由はなにかというと、靱帯が過緊張している場合があります。

また、固有受容器という人に備わったセンサーの異常の場合は固有受容器の問題を解決しないと、いつまでも不調は続きます。

靱帯の過緊張や固有受容器に異常がある場合は、筋肉をマッサージしたりストレッチをしても電気をかけても解決できません。

その問題を起こしている原因に合ったテクニックを使わないと解決は難しいです。

これらの理由により残念ですが温めたり、冷やしたり、テーピングをして補強や固定をして安静にしていても、なかなか治らないのです。

これがボルダリングで起きた指や痛みの症状が、なかなか治らない理由です。

ボルダリングによる指の症状を解決・改善するには

どのようにすれば、ボルダリングによる指の痛みや腫れを改善出来たり、指が曲がらない、伸びない状態から解放されるかというと。

実際には、指の関節に正しい圧力と正しい方向で触れるだけで改善します。

口で言うのは簡単ですが、実際にはかなり的確なアプローチが求められます。

正確に施術できれば、関節は必ず反応して、可動範囲が変わって、

指が伸びる、曲げやすくなる、痛みが減る、こぶしを握れる

と言った変化がその場で起こります。

当院の施術では指が曲がらない、伸びないといった場合はその場で曲がったり伸びたり、痛みが半減したりといったことが施術直後に起こります。

他で指の整体を受けたのに変わらないのは何故?

ボルダリングによって曲がった指を戻す方法を確立させる前は、施術しても大した効果が出ない、曲がった指がさほど伸びないなんてことが、恥ずかしながらありました。

いまだから言えますが、正直に言うと的外れ下手くそだったという事です。

他のお店でも同様に、その場で変化が起きないという事は、施術が的確ではない、失敗したという事です。

整体師のなかには、施術よりセルフケアの説明に時間をかける人もいるようですが、口を動かすより手を動かせば?と思います。

何回くらいで変わるのか?

ボルダリングをしていれば、ボルダリンクの仲間が出来ます。

一緒にお茶を飲んでいた時に、指の話になり、その場で伸びるようにしてあげたこともあります。

喫茶店で男同士手を握る光景はちょっとあれですが、終わった後は本当だ曲がってるし痛みが減ってると喜んでくれました。

そんな感じで初回からその場で変化します。

物によっては一回で十分なものもあります。

適切な施術は、日が経つたびに良くなることが多いので、数日寝かせることが大切な場合もあります。

手のひらから指先までの関節は数十カ所あるので一度で見切れないこともありますが、同じ部位を何回も何週間も繰り返す必要はありません。

同じ部位は施術する必要はまずありません。

もし、他の整体で、セルフケアが必要、施術だけでは治らないと言われてしまった方がいるなら、ぜひ体験してみて下さい。

その場で変わることをお見せします。