原因不明の体調不良が続いている方へ
からだの何処が痛い、つらいなどの体調不良で病院に行き、レントゲンやCT、MRI、血液検査など検査を受けたものの原因がわからず、「ストレス」などのひと言で片付けられてしまうような人が近年多くいらっしゃいます。
「ストレス」などと言われても何の解決にもならないばかりか、病院に見放されたようでさらにストレスがかかり、症状が悪化する方さえいます。
原因が分らないだけならまだしも、治療法がないために、似たような症状の薬を出されて終わりという事も、さらには『様子を見てください』と言われて何もしてもらえないことも実際にあります。
そんな原因不明の体調不良でお悩みの方に、ぜひ知っていただきたいことがあります。
それは、ときどき人間の身体は、さまざまな癖や生活習慣、悩み対人関係などの精神的ストレスで体が歪むということです。
骨折や捻挫、打撲などの衝撃によって身体が歪み、痛みや違和感がないために完全に治ったと思って、何十年も気づかないまま歪んだ状態という事も沢山あります。
そのような「さまざまな原因=身体の誤作動=原因不明の体調不良」を起こすことがあるのだということです。
そのような症状は、病院の何科で診てもらっても原因が分からないのが常でです。
重大な病気なのではないかなどという不安からさらに身体が萎縮して、悪化の一途をたどってしまう事もあります。
しかし、そういった不調は、身体を整えて正常な状態に戻してあげるだけで軽減し、全快することさえ稀ではありません。
実際に当院で症状を緩和された方、全快された方は数えきれないほど多くいます。
このページでは、そんな、病院ではどうにもならない体調不良に悩まされ、深刻に悩んでいる方に、現在の状況を冷静に把握していただけるように解説したいと思います。
代表的な原因不明の体調不良
病院で原因不明と診断される症状は多岐にわたりますが、その代表的なものを挙げますと次のようなものになります。
■動悸・頻脈・不整脈
何をしたわけでもないのに脈が早くなったり、こめかみに動悸を感じたり、突然ドキッと強い脈拍があったりなど、いろいろなパターンがあります。心電図を取ったりしても何の異常も見られないケースです。
■喉のつかえ・食欲不振・体重減少
喉に何かが詰まったようになったり、食道が萎縮したような感じがあり、食事が喉を通らず食欲がなくなって体重が減る人も多くいます。胃薬などを飲んでも何の効果もありません。
■めまい・吐き気
めまいや吐き気も多い症状ですね。めまい、吐き気が続くことから脳の病気を疑い、CTやMRIなどの検査をしても何の異常も見られないケースも多々あります。
■疲れやすい、だるい、疲れが取れない等の倦怠感
全身がだるい、やる気が出ないなどの倦怠感が続くこともよくあります。仕事に影響が出て職を失うことにも繋がりかねない症状ですね。
■不安感・焦燥感・抑鬱感などの気持ちの問題
いきなり精神的な症状が現れることもあれば、身体の不調から精神的な症状が現れる人もいます。
体調不良で原因が分からないとどうしても精神的にまいってしまい、それが原因でさらに身体の症状が悪化するという悪循環にも陥りがちです。
■情緒不安定
情緒が不安定になり、ちょっとしたことで感傷的になって涙が流れたり、必要以上に悲観的になったりといった症状も見られます。
ときには躁鬱のような症状も見られます。
■不眠症
夜、眠れなくなる人もけっこう多い印象ですね。眠れなくなることで精神的な症状を引き起こすこともしばしばです。睡眠導入剤などに頼り、依存してしまうこともあります。
■手足のしびれ・痙攣
手足などのしびれが起こるケースや、身体のさまざまな部位が痙攣するという症状もよく見られます。
■緊張性頭痛・偏頭痛等の頭痛
周期的に起きたり突発的など、個人差がありますが、これらは全身の筋肉が緊張して血流が悪くなって起こるとされています。
病院では心療内科で出されるような精神的なリラックス効果を得る薬で症状を緩和したりします。
ただ、薬は治すものではなく症状を感じさせなくするだけなので、自然に治らなければ一生飲み続けることになります。
■ぎっくり腰・さまざまな腰痛
いきなりグキッと何かの拍子に腰を痛めるぎっくり腰や、朝起きた時からしばらく痛む腰痛、あおむけになれない腰痛、かがめない、運転が辛いなど様々な腰痛があります。
■肩こり
一般的にはデスクワークをしているから肩がこるといわれていますが、これはデマと言って良いほど全く事実ではありません。
肉体労働をしている方や専業主婦、小学生など幅広く肩がこっている方が多くいるからです。
上記はストレスがかかると身体に不調が現れる方がいたり、精神的なに不調が現れるなど症状の現れ方は個人差があります。
症状についても一つの症状が特に気になる方や、不調がいくつも合わさって起こる人も多くいらっしゃいます。
なぜ、そのような症状が出るのか?
では次に、なぜそのような症状が出るのかについて解説しましょう。
根本的な体調不良の原因は、人それぞれ異なります。例えば、何か精神的ににショックなことがあったり、手術の後遺症や捻挫脱臼などの衝撃だったり、生活習慣や職業病なようなものが原因だったり、また、とくに自分では何も思い当たることがないということもあります。
そしてそれらの原因から、身体のどこかが歪んだり、極度に緊張し、こわばってしまうことで、自律神経に乱れを生じさせて、そのような症状が出ていることが多いのです。
つまり、「自律神経の乱れ」が原因である可能性が非常に高いということです。
この文章をお読みのあなたは、今、例えば、首回りや背中、肩などがガチガチにこっているとか、身体のどこかが固い、重いなどといった不調はないでしょうか?
他には常に疲れている、体を休めているのに疲れが取れない、気持ちに体が付いていかないといったこともサインの一つです。
もし、当てはまるのであれば、自律神経の乱れが原因かもしれません。
また自律神経を乱している原因が、自分ではすぐに意識できたり、解決できないところにあるかもしれません。
生まれつきの体質や年のせいなどではなく、自律神経が乱れた結果、不健康なたいしつになっていまい、あちこちに不調がある生活を送っているだけなのです。
また、今そういった症状が実感できなくても、自分では気付かない歪みやこわばりが、筋肉や関節、内蔵、神経系などにあることによって自律神経が乱れ、そのような体調不良の症状に現れていることもあります。
そのような身体の歪みや硬直が、自律神経の乱れの要因になって、原因不明の体調不良を起こしているケースが実際にかなり多くあります。
「自律神経の乱れ」とは?
自律神経とは、自分では意識しなくても自然に動いている身体の部位を司る神経です。
例えば、心拍や呼吸、消化器系の働きや、体温調節などが代表的で、これらは自分で意識しなくても身体が勝手にコントロールしてバランスを保っています。
自律神経が乱れると、これらの機能がうまく働かなくなり、身体が誤作動を起こしてしまうのです。
また、自律神経には、交感神経と副交感神経とがあり、正常な身体ではこの2つがバランスよく機能しています。
自律神経が乱れると大概の場合、交感神経が過度に優位に働くことになります。
交感神経とは身体が活発な状態のときに優位になるもので、副交感神経とは身体が休息状態のときに優位になります。
例えば、血流や心拍で言えば、階段を駆け上がったときに脈拍が上がるのは、交感神経が優位になったからです。
階段を駆け上がるのをやめれば徐々に副交感神経が優位になり、脈拍が落ち着いてゆっくりになります。
1日のサイクルでは、日中は交感神経が優位で活発に活動し、夜になり就寝するときには副交感神経が最も優位になって身体を休息させ、朝になるとまた交感神経が優位になり、心身を活動状態にします。
自律神経が乱れているという状態は、このような正常なサイクルに狂いが生じてしまっている状態といえます。
また、交感神経が常に優位な状態で副交感神経が優位になれないことで身体が休めず、常に興奮状態が続いてしまうのです。
どうすれば症状が和らぐのか?
以上のような状態を緩和するには、まずなによりも、そのような原因不明の体調不良は自律神経のバランスを整えさえすれば自然に快方に向かうのだということを理解して、身体が誤作動を起こしたときに、必要以上に動揺しないことです。
そうすることで、身体に無駄な力が入らないようにする必要があります。
それから、身体の不調の原因となっている部分を緩ませ、自律神経を整えていきますが、まずその「原因となっている部分」がどこなのかをよく見極めなければなりません。
そのため当院では、まずリスニングや触診等によって、その原因となっている部位を見つけることから施術をはじめます。
その部位は一カ所とも限りませんし、複雑に関係していることもあります。
そして、原因となる部位を見極めてから、筋肉や内臓、骨盤、背骨、頭蓋骨など全身にアプローチし、身体の歪みを取り除いて神経が正常な働きを取り戻すよう促し、あらゆる症状を解決に導きます。
苦痛や痛みを伴う施術は一切行わないのも当院の特徴の1つです。
また、当院は、これまで上記のような「原因不明の体調不良」でお悩みの方への施術実績が豊富で、一度の施術で多くのお客さまに効果を実感していただいています。
もし、原因不明の体調不良が続いていて何も打つ手がなくお困りのようでしたら、一度当院を訪れてみてください。
自律神経の不調から起こる問題でしたら、必ずお力になれます。
心よりお待ちしております。
※このページの内容は、あくまで病院で検査を受け、原因が分からなかった方のためのものです。
病院で検査を受けていない場合は、まず検査を受けてみましょう。原因が不明でしたら当院へお越し下さい。