胃もたれなら東京・池袋駅徒歩3分こころとからだの整体院

胃もたれとは

食べたものが胃から十二指腸へなかなか押し出されず、胃の中に留まっているために胃が重く感じる、ムカムカするなどの症状があらわれることを胃もたれといいます。主に胃から十二指腸への排出する力の低下によって起こりますが、慢性的な胃もたれは、疾患が原因になっていることもあります。
胃もたれと同時に、げっぷをともなうことが多くあります。

胃もたれが関係する症状

胃痛、胸やけ、吐き気、膨満感がある、食欲不振、胃が重い、腹痛、逆流性食道炎、下痢、頭痛、自律神経失調症、冷え

胃もたれの原因

食べすぎ、飲みすぎ、冷たいもの、消化の悪いもの、噛まない
暴飲暴食をしたり、消化しにくいものを食べると、消化不良になり胃もたれが起こることがあります。うどんやそばなどの胃にやさしいといわれている食べ物でも、噛まずにすぐ飲みこむと消化に時間がかかりますし、とくに脂っこいものは胃から十二指腸への排出が遅く、アルコールやタバコ、香辛料、果汁、炭酸飲料、アイスなどの冷たいもののとりすぎも原因になります。
よく噛むことは、胃に入る食べ物を細かくするだけでなく消化を助ける成分をよく含ませることにもつながります。今からできる簡単な改善方法ですね。

・胃の運動機能の低下
運動不足や加齢によって胃の排出機能が弱まると、胃もたれを引き起こしやすくなります。またタバコに含まれるニコチンも、胃の排出機能を低下させます。

・自律神経の乱れ＝内臓の不調
ストレスを受け続けたり睡眠不足などの生活習慣の乱れがあると、胃や十二指腸の働きをコントロールしている自律神経が乱れるきっかけとなります。これにより、排出する機能が低下して胃もたれを引き起こします。

このほかには、妊娠やヘリコバクター・ピロリ菌が原因となることがあります。この菌は、胃の強い酸の中で生息する細菌です。このピロリ菌は胃酸から身を守るために常にアンモニアを出し続けることで慢性胃炎を繰り返し、胃もたれの原因になります。また、粘膜が直接胃から分泌される胃酸と消化酵素にさらされ、胃潰瘍に進行していくと考えられています。

寝起きの胃もたれは、食べた物は、1～5時間くらいで胃から十二指腸へと送られるため、通常起床時は胃の中は空の状態です。それなのに胃もたれが起きるということは「前日の夕食に原因がある」と考えられます。
前日の夜に、脂っこい物を大量に食べた、遅い時間に食べた、などの場合はしっかり消化されずに朝まで胃の中に停滞している可能性があるため、起床時の胃もたれにつながります
起床時の胃もたれを予防するためにも、夕食は少し控えめにしたり、寝る2～3時間前までに済ませたりするように心掛けましょう。

・生ものや食物繊維の多い食べ物は、胃に停滞する時間が長く負担をかけてしまうので控えます。
やさしそうなイメージのきのこや海藻類も入るので注意しましょう。
冷たいサラダも胃の調子が良くないときはあまり向きません。温野菜など熱を通したものにしましょう。
肉類は脂肪分の少ないささみや白身魚などを。
甘いものは、胃もたれに限らず、全般的に、体調不良の改善を遠ざけます。安価でどこでも手に入り、脳の栄養とも呼ばれているだけに、一般的には未だに害のあるものとは捉えられていないのが現状です。食事に限らず、間食も見直してみましょう。

・食後の眠気と消化不良
満腹になると血糖値上昇　→　インスリン分泌　→　血糖値下降　となり眠気が出てきます。
食後は激しく運動しても、熟睡しても胃にとって良くありません。
仮眠を取る際は長くても30分程度にし、座ったままなどにして熟睡しないようにすることで、夜の睡眠の質を落とさないようにします。
さらに、寝てしまうと体は省エネ状態ですから、カロリー消費が促されず太りやすくなってしまいます。
炭水化物満載なメニューを変えて血糖値の急降下を防ぐと、食後にうっかり寝てしまって消化不良、ということも防げます。

心当たりのある悪い生活習慣をやめて、消化の良い食べ物をとるようにしているし、薬を飲んでも一時的に楽になるだけで、なかなか治らないし、すぐ戻ってしまう。
こういった状態のとき、体のゆがみのせいで治ろうとする元気がないのかもしれません。
また、胃もたれと同時にいくつかの症状を感じる方は、そちらもあわせてご相談ください。