テクノストレスとは

テクノストレスとは、体の特定の症状のことを指しているのではなく、長時間のコンピュータやスマホ、ゲーム操作によって起こるさまざまなストレスのことです。
コンピュータ操作やコンピュータ学習に対する抵抗が、不安やイライラなど示すテクノ不安症、反対に過剰な適応の結果、人間関係を避けたり感情表現が乏しくなったり時間の感覚がなくなったりと心身の症状をきたすテクノ依存症があります。
さまざまなテクノロジーに囲まれた現代の生活では、テクノ依存症が圧倒的に増加傾向にあります。

似たようなものでディスプレイを長時間使用することでおこる目や体、心に支障をきたす症状で、別名テクノストレス眼症 と呼ばれるVDT症候群もこれに含まれるでしょう。

コミュニケーションなどに関する問題をのぞいて、体に現れる症状としては、不眠、耳鳴り、眼の奥の痛み、めまい、吐き気など、自律神経失調症のように複数の症状が同時に現れる場合がほとんどです。

テクノストレスが関係する症状

頭痛、眼精疲労、不眠、睡眠に関する不調、めまい、耳鳴り、吐き気、食欲不振、自律神経失調症、起立性調節障害、

テクノストレスの原因

ブルーライトなどの光刺激、長時間の同一姿勢
・ブルーライトとはパソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイから発せられる強力な青色光のことを指します。現代の生活は、パソコンだけでなくスマートフォンやテレビ、LED電球の灯りからも発せられるブルーライトにかこまれています。そしてブルーライトと向き合う時間は確実に、そして急激に増えているといえます。

自制心の身についていない年齢の子どもは、ゲームやスマホの時間を調節できないことが多く大人よりも影響を受けやすいでしょう。
ブルーライトは太陽の光の紫外線と波長が似ており、そのため夜に浴びると、脳が朝だと勘違いして、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌を抑制してしまいます。
そのため寝る前にスマホやパソコンを使うと、体内時計が乱れ、寝付きに影響がでてしまうことになります。

・ブルーライトをカットするメガネや画面に防止シートを貼ればこの影響がまったく無くなるかというとそうもいきません。
この上、そもそも長い時間ずっと同じ姿勢をとり続けるように体はできていません。
元気になるためにいちばん早く、かんたんに、お金をかけずにできることは、体にとって悪いものをまず減らす・やめることです。
さまざまな症状へと発展する前に、必要以上の刺激から体を遠ざけてあげましょう。

テクノストレスを改善・解決するには

  1. 画面に向かう時間を制限する
  2. 作業が続く場合は休憩を入れながら
  3. 休憩は小さなものと大きなものを
  4. 対面でのコミュニケーションの機会を毎日持つ
  5. 体を積極的に動かす
  6. 環境の転換、自然に接する、音楽を聞く、などリラックスに努める

軽い体操をして体をほぐしたり、遠くの景色を見て眼の疲れを取るようにしましょう。
作業環境も非常に重要で、ディスプレイの位置を目の高さよりも低くセッティングしたり、また反射光を抑えるフィルターやシートを貼り付けるのも有効です。
暗い室内と明るい画面との極端な差は、大きな刺激を長時間もたらすため、避けましょう。
室内の照明のバランスを保ち、ブルーライトからの保護を意識します。
子供の場合は、長時間のゲームをさせない、外で遊ばせる、好き嫌いを無くした栄養のバランスのとれた食事をさせるなど。画面を見る時間を、ほかの遊びで置き換えられると理想的です。

しかし、ある程度症状が進んでしまうと、テレビやスマホを見る時間を減らしても、不調は改善しません。それは病気や怪我を治す回復力自体が上手く働かなくなってしまうからです。 その場合は身体のゆがみを整えて、回復力が元に戻れば、自然と自分の回復力で、風邪が治るように、症状は減少していき、やがて元気になれます。

こころとからだの整体院がテクノストレスの改善に役立つわけ

  1. 薬で症状を抑えずに、根本的な解決を目指します
  2. 不調を改善する方法が複数あり、あなたの症状に合わせた施術が出来るので効果が出やすいです。
  3. 1回目の施術の効果を実感して頂き、改善の早い方は初回から慢性的な症状の改善がみられます。
  4. 5年、10年とテクノストレスに悩まされていても、効果があります。