膝の痛み
来院された理由を聞くと、前のめりに転んで以来、階段を下る時に膝の痛みがでるようになり日数が経過しても、階段を下りる時の痛みが引かないので困っているとのこと。
転んだ時に打った方の膝を調べると膝蓋骨いわゆる膝のお皿の動きがありませんでした。2分ほどかけて膝蓋骨を動くように調整して『階段を下りてきて痛みはどうか確認してください』とお願いして階段を下りてきてもらうと、『あれ!?膝が痛くない』と驚かれていました。
本人は膝の痛みが無くなって満足してくれているようでしたが、歩き方を観察してみると片足を庇って歩くような、ぎこちなさが見て取れました。そこで立った状態で片足を上げてもらうと打った方の足が上がりにくいと教えてくれたので、骨盤の歪みの確認と矯正を3分ほど調整しました。
再度片足を上げてもらうと『違和感や引っ掛かりが無くなり上がりやすいです』と教えてくれたので、念のため歩いてもらうと、歩き方も治療前のぎこちなさが消えてスムーズに歩いているように見えて、本人も『足が軽くなりました、全然歩きやすいです!』と教えてくれたので治療を終えました。
今回は転んだ時に膝を強く打ったことにより膝の骨が動きにくくなり、膝が正常に機能しない状態で歩行や生活をしていたので、骨盤が余計に歪み自覚している階段を下る時の膝の痛み以外に、本人が自覚出来なかった歩くときのぎこちなさが起きたのではと思います。
打ち身や怪我の痛みが引いても、転んだ時などに、ぶつけた衝撃で身体が歪み、二次的な症状の肩こり・腰痛・慢性的な疲労などに繋がるので痛みが消えても違和感などが残る場合は、身体のゆがみを改善する必要があるということでしょう。
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