本態性振戦の改善事例
最近珍しい症状の方が来なかったのでブログを全く更新していませんでした。
ちょっとあまりない症例があったので書きますね。
一か月前に、80歳の女性が、紹介で来られました。
症状は 腰椎ヘルニア、脊椎狭窄症、腰椎すべり症と三つの病名を診断された方です。
ほかにも既往歴は大腸の石灰化で腹腔鏡手術をしていたり、十二指腸も手術されていたりと、、、。
歩行困難でシルバーカーなしでは歩けなかったのが、1回整体をしたら杖をついては歩けるようになり、二回施術をしたら、杖なしで歩けるようになりました。
ここまではいつもある日常的な整体の効果なんですが、
三回目の整体の時に、『先生、そういえば本態性振戦なくなったのよぉ?』って言われて、
とういか本態性震戦て言葉しってますか?、高齢者が顔や手が震えてる方いますよね、
あの震えるのを本態性震戦っていうんだそうです。
原因が特定できない震え、震え以外に症状がないなどが特徴で、案の定病院や医療では原因が分らないし治療法もないようです。
震えるとコップの水がこぼれる、字を書く時に震えて書けないとか、色々困る事があったそうなんですが、全く起きなくなったとのことです。
歩行困難、歩けなくて困っていたのに、思わぬ副産物があってよかったと思ったのと、
自分も、整体に高齢者の震えを止める効果があるのを知れてよかったです。